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そば職人
日本の食品として、欠かせないメニューが「そば」。そば職人は、このそばを手打ちする職人のことです。吟味して仕入れたそば粉を使ってそばを打ち、ゆでて、具や薬味などとともに提供するのが仕事となります。そばの種類もいろいろありますが、大きくわけるとそばの実の中心部の粉を多く使った「更科(さらしな)」、外層の粉も使う「薮(やぶ)」という2つがあります。また、玄そばを仕入れて自家製粉にしたり、機械打ちにしたり、手打ちにしたりなど、お店によってそばの製法はいろいろ。しかし、やはり手打ちそばの人気には根づよいものがあり、優秀な職人が求められています。
そば職人になるために必要となる特別な資格はありません。ただ、ほとんどの人がそば職人の養成講座をもつ専門学校に通ったり、そば職人のもとに弟子入りして、知識や技術、プロとしてのノウハウを習得しています。もちろん、そばにはさまざまなメニューがあるため、天ぷらなどの関連する調理技術の習得も必要となってくるでしょう。そば職人としての知識や技術を習得したあとは、そば店に就職してプロとして活躍していくことになります。そば職人として一人前と認められれば、のれんわけの形で独立できる可能性も。また、のれんわけではなく、自分のお店として開業する場合もあるようです。開業の場合は、調理師免許や食品衛生責任者の資格が必要になるため、弟子入りして店舗で働きつづけながら、資格取得を目指してゆくとよいでしょう。
そばを打つということは、体力的にとても厳しく、手先の器用さが求められる仕事。盛りつけのセンスや、微妙な味の違いを判断できる「舌」も欠かせない資質です。職人としての、丹念な仕事が必要とされるといえるでしょう。また、腕がモノをいうのがこの仕事の特徴。修行時代は生活が苦しいものの、確かな技術を習得し、お客からの支持を集めれば、数千万円の売りあげを出すそば店の店主になる道もひらけています。
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