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パーフェクト職業ガイド〜食の鉄人!編〜

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パン職人


今や私たちの食卓に欠かせなくなったパン。一口にパンといっても、オーソドックスな食パンから本場仕込みのクロワッサン、また焼きそばパンなどの日本独自の惣菜パンなどさまざまです。これらを作るのがパン職人(ブーランジェ)です。

パン職人になるためには、まず専門学校の製パン科など養成施設に入って基礎的な知識や技術を身につけてからパンメーカーやホテル、あるいは個人経営のベーカリーショップに就職することが一般的。また、専門学校にいかずに、アルバイトなどから職人人生をはじめることも可能です。パン職人になるために必須の資格はありませんが、「食品製造技能士」(公的資格)や、「製菓衛生師」(国家資格)の資格は取得しておくとよいでしょう。さらなる技能の向上のため、ドイツやフランスなど海外に留学する人もいます。また、個人経営の小さなパン屋をのぞいて、パンの製造工程は分業制になっているものがほとんど。たとえば、パン生地製作・パン生地の成形・パンの焼き上げなどの工程それぞれに、専門の担当者がいることもめずらしくありません。ひとつの工程を完璧におこなえるようになるためには数ヶ月から数年かかるといわれ、ひととおりすべて出来るようになったあとは、自分のオリジナルのパンを創造する機会も出てきます。

パン職人の収入は、修行をかねたアルバイトで10数万円程度。正社員であれば初任給の水準は一般のサラリーマンとほぼ同様です。また独立して人気店を経営できるようになれば、さらなる収入が期待できます。パン職人は、朝は仕込みのために早起きが必要であり、日中は一日中立ちっぱなし、重い粉や生地を運ぶことも多いという、非常にハードな仕事です。また、パン生地をふくらませる発酵菌に最適な温度にあわせるため、工房内の温度は常に30度以上。酵母は生き物なので、水を加える量や発酵温度を適宜変えてゆくことも求められます。大変厳しい仕事ではありますが、思ったとおりにパンが焼きあがったときの喜びはなにごとにもかえがたいのが、パン職人という職業。パンが好きな人やものづくりが好きな人は、ぜひチャレンジしてみる価値があるでしょう。

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